■近郊の見どころ

白銀滝と散策路
川風が心地よい温泉街から山手の方に入っていくと白銀滝や岩薬師などの美しい渓谷が点在しています。さらに奥へ進むと、銀山の名に由来する延沢銀山廃坑洞があり、坑洞内を見学することができます。照明設備も整い、散策には最適です。散策路には、斎藤茂吉の歌碑もあります。

山刀伐峠
芭蕉ら一行が堺田を後に、尾花沢入りした27曲りといわれた難所の峠。その峠道は「高山森々として一鳥声きかず」という当時の面影を残し、現在は「奥の細道探勝路」となっています。新緑の初夏から紅葉の季節まで、多くの芭蕉ファンが訪れ、美しい眺望を楽しんでいます。
養泉寺
芭蕉一行が十日間の尾花沢滞在のうち七日間を、ここで過ごしました。ここでは「涼しさを わが宿にして ねまるなり」の句を残し、山門を入ると本堂そばにその句碑「涼し塚」が建っています。寺はまた、最上三十三観音の第二十五番目の札所として、多くの巡礼者たちが訪れます。
徳良湖
尾花沢市のほぼ中心にあり、春は桜の名所として、夏はオートキャンプ場で賑わい、冬は白鳥の飛来地として、四季折々楽しむことができます。また、徳良湖を作る際、築堤工事の作業の合間に唄われた土搗唄にあわせ、すげ笠を廻し踊ったのが「花笠踊り」の始まりといわれています。
上の畑焼
土を用いて焼いた陶器とは違い、古来石焼といわれる、上の畑に産する陶石を砕いて焼いた陶器です。県内では最も古く、歴史的には成島焼、平清水焼、新庄東山焼と並び県内四大古窯のひとつ。一時途絶えたが伊藤瓢堂氏により復活。陶芸教室もあり、絵付けだけでも可能です。
尾花沢まつり
山形の花笠踊りは全国的に有名ですが、その発祥は、ここ、尾花沢。独特のテンポの早い躍動感あふれる笠廻しの踊りは圧巻。「尾花沢まつり」は毎年8月に中心街の旧道を会場に繰り広げられ、そのメインイベントの花笠踊りは、約2000人、長さ1キロにもなる踊り子のパレードです。
芭蕉清風歴史資料館
尾花沢市の中心街にあり、江戸時代の商家だった弥兵衛家の店舗と母屋を移築復元した建物で、その前には、俳人、松尾芭蕉の立像が建つ。館内には、芭蕉とこの地の豪商で俳人でもあった鈴木清風との交流の資料や尾花沢の歴史のほか、多数の民族資料が展示されています。

 

■交通の御案内
  
お車ご利用の場合
◎東北自動車道(古川IC)-(国道47号)-鳴子-赤倉-尾花沢-(国道347号)-銀山温泉
◎東北自動車道(村田JCT)-(山形自動車道)-(山形北IC)-山形-(国道13号)-尾花沢-(国道347号)-銀山温泉
◎東北自動車道(仙台宮城IC)-愛子-(国道48号)-関山-東根-(国道13号)-尾花沢-(国道347号)-銀山温泉
JRご利用の場合
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◎東北新幹線-仙台-(特急バス)-新庄-(特急バス)-尾花沢−(バス)-銀山温泉
飛行機ご利用の場合
◎山形空港-(バス)-尾花沢-(バス)-銀山温泉
◎山形空港-(車で約1時間)-銀山温泉




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山形県尾花沢市銀山温泉
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