お酒のミニ知識
02.gif

★蔵元でのきき酒
蔵元でのきき酒の目的は、A「酒造工程管理」と、B「貯蔵出荷管理」の二つに大別できます。Aでは主に新酒の品質を確認する為に行い、Bでは貯蔵酒の検査や出荷検査の為に行います。

★きき酒の方法
1:おちょこに七分目位お酒を注ぐ。
2:目で、色・冴え・照りをみる。
3:おちょこを揺らせながら臭覚にて香り特徴を調べる。
4:少量を口に含んで、空気を吸いながら舌の上で転がし、五味(甘・辛・苦・酸・渋)と、口の中に広がる香りを調べる。
5:酒を吐き出して後味を確かめる。
6:短評、特徴を書きとめる。

★私の考え
きき酒をし、より多くの酒を味わう事で自分なりの尺度を頭の中に作ることができます。
酒には「旨い酒」と「良い酒」の二通りあります。「旨い酒」とは、自分が飲んで旨いと感じる酒。「良い酒」とは、飲みあきしない後味スッキリしたお酒です。
大事なことは、自分に合わない酒はダメな酒ではなく、ただ単に酒質が合わなかっただけです。
いろんなタイプのお酒を楽しんでみて下さい。

トップページに戻る